菅首相の退陣、自民党総裁選挙と、その一方で野党の政策合意、政治の世界が動き出す、その「ドンピシャ」のタイミングで、市民連合14区主催の「山口二郎さん講演会」と「市民連合14区決起集会」が9月12日相模原教育会館で行われました。
コロナの感染拡大が懸念される中で、主催者として大いに悩んだ末に、ズーム併用ながら、感染対策を徹底した上で対面での集会を決断し、会場で85人、ズームで20人の方が参加されました。
山口さんの講演
市民連合と野党4党との共通政策の合意に尽力した山口さんの話は、今の社会状況の分析から野党共闘まで、多岐にわたりましたが、ここでは、当面する衆議院選挙に係る部分をお伝えします。
今回の総選挙は、野党共闘の側に、安倍・菅政治で破壊された民主主義を回復させると言う「大義名分」がある。小選挙区を戦うには、政策が近い政党がブロックを作ることが政治戦略として必要。その点で、市民連合の呼びかけによる野党の協力体制ができ、しかも各選挙区における政党・候補者と市民連合の政策協定により市民参加の選挙戦という画期的な構図が見えてきた。選挙では、二者択一の構図を明確にすることが大事。
「市民連合14区決起集会」
集会の後半は、総選挙に向けた決起集会でした。野党の唯一の候補者である長友よしひろさんを応援し、「野党統一」として野党各党が一致して戦えるようにするために、長友さんへの熱いメッセージを伝えるために企画されましたまず、市民連合14区の世話人代表が決意表明を述べ、市民有志の方々が長友さんへの期待を述べました。
続いて、立憲民主党から県会議員の寺崎雄介さん、日本共産党から市会議員の松永千賀子さん、社会民主党から市会議員で県連幹事長の金子ときおさん、市議会会派「颯爽の会」の長谷川くみ子が連帯の挨拶を行い、それぞれに、長友さんへの連帯を語りました。最後に長友よしひろさんが決意を述べ集会を締めくくりました。
このように、市民連合14区を仲立ちにして、野党各党が一堂に会したことは画期的なことで、これ大きなきっかけにして、具体的な選挙協力ができるように努力していきたいし、この輪をさらに大きくしていかねばなりません。
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